僕が紙袋を差し出すと、ミユキちゃんは目を丸くした。そして中のものを見ると大笑いし始めた。 『ミユキちゃん、声、大きいよ』 『だって、だって』 ミユキちゃんは涙を流して笑い続けている。他のテーブルのお客さんたちが何事だろう、とこちらを見ている。…
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